ローガ51年。
お店の7周年記念で出されていた長期熟成のブレンデッドグレーンウイスキー。
ナイトフライでは毎年9月に長期熟成のお酒を格安で提供しているらしい。それが今年はローガというボトラーズブランドの51年もの。
お酒を飲まない人には想像し難いかもしれないけどこんだけ長いこと熟成させたウイスキーなんてまず飲めない。その辺の飲み屋じゃ扱ってないしもちろん売ってもない。
たまたま久しぶりに寄ったバーでこんなモンが飲めるってのは奇跡でしかない。
ウイスキーの熟成の仕組みはまだ完全に解明されていないんだけど、長期熟成させると分子レベルでの融合が進んでまろやかになると言われている。
そんななんとなくの知識を、自分自身の経験で裏付けた。とても価値のあることだと思う。
ブレンデッドのグレーンウイスキーという珍しいブツ。グラスに注がれた時点での香りは大人し目なのに口に入れた瞬間に驚くほど華やかで奥深い香りが湧き出てくる。香りが多様に変化するのに対して口当たりは驚くほどまろやか。長期熟成ならではの香りと口当たり。こんなの飲む機会マジでねえぞ。
— 夏月 (@natuki_custom) 2016年9月16日