五目焼きそば。もうこのファーストビューが豪華だと思いません?
具は白菜、タケノコ、にんじん、キクラゲ、豚肉、イカ、えび、チンゲン菜。僕の世界ではこれは八宝菜と呼ぶ。これを五目焼きそばと呼ぶなんて奥ゆかしすぎる。岡目八目かよ(←言ってみたかっただけ)。
同類のえび焼きそばと比べて味が濃い目。野菜の甘さが際立つ。おいしくてとても美味い(混乱)。これまでこの店の最強メニューはえび焼きそばだと思っていたのにまさか五目焼きそばがこんな高レベルだったなんて。僕はいったい何を信じればいいんだ。
火曜日のAランチ(チキンカツとハムの黄身焼き)。
ハムの黄身焼きって初めて見たし初めて食べた。シンプルだけど美味い。焼きめが香ばしくてイイ。思った以上におかず力高い。
チキンカツは半分にスライスされていて断面側にソースがかかっている。これもまた珍しい。しかし美味いからアリだ。衣がソースで湿らないから最後までザクザクとしっかりした食感が持続する。工夫されてるなぁ。
酒場まぜそば(大盛り)。いわゆるひとつの汁なし担々麺。
テーブルに来た時点ですでにとてもいい匂いがする。香りの立ち方がハンパじゃない。
底の方からよーく混ぜるとこうなります。混ぜてる間にも食欲がバシバシ刺激される。だいぶ攻撃的な料理だ。
まぁ見た目どおり辛い。しかしそれが二の次になるくらい美味い。コクのあるタレ、ナッツの歯ざわりと香ばしさ、山椒の痺れる舌触り、全部大好きだ愛してる。
辛さから逃げたくなったらチンゲン菜がいる。下茹でされたチンゲン菜はほんのり甘くて舌を癒やしてくれる。惚れそう。あたいチンゲン菜に惚れそう。
とても正直に言うと食べてる間ずっと某担々麺チェーン店と比較してた。辛さや痺れは某店の方が強いけど旨味とかコクとかはこっちに軍配が上がる。俺はこっちの方が好きだな。
シーズナリーチョコレート(9粒詰め合わせ)。
9種類の洋酒が練り込まれた生チョコ。大げさでもなんでもなくこれ以上おいしいチョコレートを僕は知らない。
それぞれのお酒が持つ香りが生チョコと調和して柔らかい風味になる。人として生まれてかつお酒が苦手でない人にはぜひ食べてみてほしい。
石焼き和風つけ麺(白)の大盛り。
つけ汁がぐっつぐつに煮立った状態で出てくる。うかつに食べると危険だとシックスセンスが警鐘を鳴らす。
つけ汁が美味い。和風のあっさりめだけど弱々しいあっさりじゃない。しっかりとした味わいのスープだ。
なんとなく麺だけの状態で和テイストな香りがする気がするんだけどなんだかよくわからない。海苔の香りかもしれない。
別皿の薬味を加えるとまた変化があっておいしい。つけ麺は薬味やトッピングにこだわるべき料理な気もする。
これまで食べたつけ麺は割りと麺の美味さが印象に残るものが多かったけど、これはスープの美味さが残るタイプだった。
さば味噌煮定食。
ごはんが美味いと叫びたい。甘じょっぱい味噌味のさばと白いごはんの相性が暴力的。ごはんを頬張らずにはいられない。
メインの味が強いから小鉢のあっさり感がとても嬉しい。箸休めとしての仕事をしまくっている。
なんとなく個人経営居酒屋のランチはお米がおいしい気がする。ここはうなぎ屋だから特にそこもこだわってるんだろうか。しかしうなぎ屋でさばを食べる日が来るとは思わなんだ。